長渕剛 10万人オールナイト・ライヴ 2015 in 富士山麓

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22、23日に静岡県富士宮市・ふもとっぱらで開催された「長渕剛 10万人オールナイト・ライヴ 2015 in 富士山麓」。2004年8月に鹿児島県・桜島で行われたライブ以来11年ぶりのオールナイト公演という事もあり、大きな注目を集めました。

無事公演が終了した今も、演出、セットの豪華さや、観客の盛り上がり、屋台が豪華! といった会場環境に関する事、そして帰宅に長時間かかってしまった事などが、ネット上でまとめられ話題となっています。

実は、筆者もプライベートでこのオールナイト・ライヴに参加してきたんです! 結論から言うと、超楽しかった! リアルタイムの会場の様子などは、Twitterなどですでにご覧になっている方も多いかと思いますので、「アラサー独身女3人は長渕剛10万人オールナイト・ライヴをどう楽しんだのか」という観点から、ゆるふわレポートをお届けします。


まずは車で東京から河口湖までGO! 車中ではもちろん長渕剛の楽曲を聴いたり、DVDを流して気分を盛り上げます。ちなみに、この日流したDVDは『長渕剛 YAMATO 大和魂』。2005年11月に日本武道館で行なわれた長渕剛「LIVE TOUR 2005 YAMATO」のファイナルライブでの映像はもちろん、インタビューも大充実でオススメ。


河口湖駅からはシャトルバスに乗り込み、会場へ。会場が山という事もあり、筆者は「フジロック」に行く時と同じ装備で行きましたが、周りの人は思ったよりも軽装な印象。中にはワンピースにヒールのサンダルという女性もいて、人ごとながらハラハラしちゃいました。

ちなみに筆者の装備は以下の記事で紹介した、椅子、レインケープなどなどをリュックにつめこんで。今回のライヴは「缶・瓶・アルコールの持ち込み禁止」だったのですが、ソフトドリンクやお菓子などは持ち込みOKでした。私のリュックは大容量だったので、一日分のお水もバッチリ入って楽チンでしたよ。

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http://getnews.jp/archives/1097080


会場に着いたのが16時前。21時のライヴスタートまで時間があるという事で、まずはまったりビールとご飯を楽しみました。


いい天気! 山に囲まれているだけあって、空気が涼しくて気持ち良い!


レジャーシートを敷いてくつろぐのも最高ですが、椅子があると荷物を置けたり、ちょっとぬかるんだ地面でもOKなのが嬉しい。小さい物なら1,000円以下、そこそこしっかりした椅子でも1,500円あれば十分買えますから、絶対あった方が良いです。


かなり手ぶれしちゃいましたが、佐野ラーメンを食べました。今回のライヴには多数の屋台が出店していたのですが、どれも価格が良心的で、餃子、ソーセージ、豚テキ……たくさん食べちゃいました。ビールも500円というのは、こうしたライヴイベントやフェスに行った事がある人なら、お得! って思いますよね。


ライヴ前に、赤バンダナ+サングラスの“長渕剛OLD STYLE”にチェンジ。オフィシャルグッズの「花冠」も早々に売り切れたという事もあり、女性ファンも多いのだなあと。特に、40代くらいの女性が多かったのですが、60、70代の方もいて(オールナイト大丈夫かなあ)とちょっと心配してしまったものの、その元気さにアラサーの筆者も負けてられないな! と思いましたよ。

あと、これまで色々なライヴ、フェスに参加してきた中でも、一番色々な人に話しかけられました。「そのご飯どこで買いましたか?」とか、「カメラのシャッター押してください」とか。「クラッカー余ってませんか?」とか(長渕剛さんの公演では『勇次』の演奏時にクラッカーを鳴らすのが定番となっている)。


そして、大興奮のライブスタート! そのセットの豪華さが「要塞かww」と話題になっていたわけですが、光と映像の演出も素晴らしかったです。

ふもとっぱらに集うファンだけあって、コール&レスポンスもばっちり! とはいえ、筆者の様なライトファンにもたまらない名曲、定番曲の数々もしっかり演奏してくれて、感動しまくり。


なんていったって、会場が富士山麓ですから! 景色が抜群なわけです。ライヴの佳境、だんだん空が明るくなってくる様子に感動。「太陽を引っ張り出せ!」(興奮していた為、もしかして「引きずりだせ」かも。すみません…)と長渕さんが叫んだ瞬間はもう、超感動!


オフィシャルグッズの「剛水」も朝日に輝いているぜ……!


完全に太陽がのぼると、こんな景色。昼間から夕方、夜から朝、色々な山の表情を見る事が出来たのも楽しかったです。

ライブ終了後は、各ニュースでも話題になっているとおり、帰宅にかなり時間がかかりました。規制退場の最初の方に出れた筆者でも、河口湖駅に着いたのが正午なので、ライブ終了が6時過ぎだとして約6時間。これはさすがに疲れましたが、逆に言うと、これまで「しんどいな」と思う出来事が無かったんです。それまでがかなりスムーズだったので(グッズや売店には並びましたが、イベントってそういうものだと思っているので)、特にしんどく感じてしまったのかも。

もちろん、筆者が待っている間にも「疲れた〜」とか「まだバス来ないの!?」といった、不満の声も聴こえてきましたが、そこまでのパニックは感じませんでした。これは筆者が最初の方に出られたからかもしれませんが、17時近くに会場をやっと出られたという知人も「疲れたけど、ライヴが楽しかったから大丈夫」と言っていて、意外と筆者や知人の様な人も多かったんじゃないでしょうか。


無事、河口湖駅に着いてからは、日帰り温泉に寄って、うなぎを食べて、プチ旅行気分も楽しみ帰宅。長時間で体力は使いましたが、とても楽しいイベントでした。

ネットでまとめられた自分以外のユーザーのツイートや、レポートを読んでおもしろ可笑しく楽しむのも良いかもしれないし、都合や事情で現地に行けない方もいると思いますが、やっぱりイベントは自分で体験してこそ! ネットの情報じゃ伝わらない、笑いも涙もあるんですよ! と伝えておきたいです(と、ネット媒体で書いている矛盾もありますが)。こんな風にゆるくライヴを楽しんだ人もいるんだよという事で、しめさせていただきます。長渕剛さん、スタッフの皆さん、ファンの皆さん楽しいイベントをありがとう!

ちなみに、お酒を飲んでワイワイしている時に、オフィシャルDVDのカメラマンさんに撮影され、キャッキャ騒いでいたら「あの……皆さんの後ろの富士山を撮影しているんです」と言われた事は赤面でした。セイッ!