日ハム中田が決勝2ラン 笑顔でダイヤモンド1周も「そんなはずはない」!?
完璧な27号ソロで勝利に導くも「1周する時はクールに回ろうと決めてるので」
日本ハムの中田翔内野手が23日、東京ドームでのオリックス戦で決勝27号2ランを放ち、チームを5−1での勝利に導いた。1−1の3回、2死二塁で吉田一のスライダーを完璧に捉え、左翼席中段へ運んだ。
試合後にお立ち台に上がった中田は「(先発の中村)勝が一生懸命投げてたので、1点でも多く取ってあげたいなという気持ちで打席に立ちました」と満足気な表情。感触については「いやぁもう、打った瞬間です」と振り返った。
ダイヤモンドを1周する時に笑みを浮かべていたことを振られると「どうですかね。ホームランを打って1周する時はクールに回ろうと決めてるので、そんなはずはないと思います」と笑顔。場内から笑いを誘ったが、4番としてそれだけうれしい一発だったようだ。
「まだまだ優勝を諦めてないので」
22日に負けて連勝は5でいったん止まったものの、連敗はしなかった。差は開いているが、首位ソフトバンクを懸命に追いかけている。
「今、調子いいバッターも多いですし、これからもっともっと勝っていきたいと思います。選手もまだまだ優勝を諦めてないので、またファンのみなさんと1つになって勝ちまくっていきたいなと思います」
最後はこう誓い、大歓声を浴びた主砲。奇跡を起こすために、自らのバットで日本ハムを牽引していく。