神田うの 窃盗被害3千万円も…犯人は信頼するベビーシッターだった!
「主文 被告人を懲役2年4月に処する」。5月14日、東京地方裁判所711号法廷で“ある窃盗事件”の判決が言い渡されていた。被告人は60歳の女性。A被告はベビーシッターとしての立場を悪用し、派遣先の家から27点、時価にして1千万円以上もの金品を盗んでいたという。実は、彼女はタレント・神田うの(40)の元ベビーシッターだったのだ――。
うのといえばタレントとして活動するかたわら、手掛けるブランドの年商が100億円とも言われる実業家だ。07年には、大手パチンコチェーンなどを展開する「日拓グループ」社長の西村拓郎氏(45)と結婚。11年10月に長女(3)を出産すると、子育て環境の充実に力を入れ始めたという。11年12月、彼女はベビーシッターの派遣を知人の会社へ依頼。そこで紹介され採用されたのが、A被告だった。
雇っていたシッターは全部で4人。彼女はいちばんの古株で、家族同然の存在だったという。そんなA被告が出入りするようになって1年半が経った13年春、異変は起きた。うのが旅行で持っていこうとしたエルメスのバーキンが無くなっていたのだ。時価にして約200万円。しかし当初は「どこかにあるはず」とさほど気にはしなかったという。
「しかし改めて捜してみると、エルメスのケリーバッグ、ルイ・ヴィトンやシャネルのバッグも無くなっていた。さらに宝石類や腕時計なども見当たらず、うのさんはようやく気付いた。それをAさんにも相談していましたが、彼女は何食わぬ顔で『あの外国人シッターが怪しい』などとうそぶいていたそうです」(前出・うのの知人)
14年1月、うのは警視庁赤坂署に被害届を提出。うののブランド「DuNoA」のアクセサリーは合計300万円以上。エルメスのバッグだけでも合計800万円。オーダーメイドのブレスレットは18金でも500万円など、かなりの高額だ。立件できなかったものも含めると、自宅から無くなっていたのは全部で約70点。時価にして3千万円は下らないという。
「警察は内部の犯行と断定し、捜査を進めてきた。任意の取調べが行われることになると、A被告はほかのシッターに『そんなものは受けなくていい!』と激怒。さらに捜査の手が自らに及びそうになると、『仕事を辞めます!』と申し出たそうです」(捜査関係者)
そして昨年11月28日、A被告は自宅にいるところを警察官によって逮捕された。自宅からは、うのの自宅から無くなっていたブランド品の一部が押収された。
裁判では、シッターという立場を利用した悪質性が問題視。窃盗事件で初犯にもかかわらず、A被告には執行猶予のない実刑判決が下されたのだ。また、うのからの陳述書も読み上げられ、「子供もショックを受けている」、「誰にでも疑いの目で見てしまう」などの苦悩に加え、「母がストレス性の突発性難聴になってしまった」という衝撃の事実も明かに。そして最後は《厳罰に処してほしい》という、悲痛な思いで締めくくられていた。
だが判決に対し、A被告は控訴したという。最終解決にはまだ時間がかかりそうだ――。
うのといえばタレントとして活動するかたわら、手掛けるブランドの年商が100億円とも言われる実業家だ。07年には、大手パチンコチェーンなどを展開する「日拓グループ」社長の西村拓郎氏(45)と結婚。11年10月に長女(3)を出産すると、子育て環境の充実に力を入れ始めたという。11年12月、彼女はベビーシッターの派遣を知人の会社へ依頼。そこで紹介され採用されたのが、A被告だった。
「しかし改めて捜してみると、エルメスのケリーバッグ、ルイ・ヴィトンやシャネルのバッグも無くなっていた。さらに宝石類や腕時計なども見当たらず、うのさんはようやく気付いた。それをAさんにも相談していましたが、彼女は何食わぬ顔で『あの外国人シッターが怪しい』などとうそぶいていたそうです」(前出・うのの知人)
14年1月、うのは警視庁赤坂署に被害届を提出。うののブランド「DuNoA」のアクセサリーは合計300万円以上。エルメスのバッグだけでも合計800万円。オーダーメイドのブレスレットは18金でも500万円など、かなりの高額だ。立件できなかったものも含めると、自宅から無くなっていたのは全部で約70点。時価にして3千万円は下らないという。
「警察は内部の犯行と断定し、捜査を進めてきた。任意の取調べが行われることになると、A被告はほかのシッターに『そんなものは受けなくていい!』と激怒。さらに捜査の手が自らに及びそうになると、『仕事を辞めます!』と申し出たそうです」(捜査関係者)
そして昨年11月28日、A被告は自宅にいるところを警察官によって逮捕された。自宅からは、うのの自宅から無くなっていたブランド品の一部が押収された。
裁判では、シッターという立場を利用した悪質性が問題視。窃盗事件で初犯にもかかわらず、A被告には執行猶予のない実刑判決が下されたのだ。また、うのからの陳述書も読み上げられ、「子供もショックを受けている」、「誰にでも疑いの目で見てしまう」などの苦悩に加え、「母がストレス性の突発性難聴になってしまった」という衝撃の事実も明かに。そして最後は《厳罰に処してほしい》という、悲痛な思いで締めくくられていた。
だが判決に対し、A被告は控訴したという。最終解決にはまだ時間がかかりそうだ――。