ミラン指揮官、不甲斐ないパフォーマンスに激怒…緊急合宿決行へ

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 日本代表FW本田圭佑が所属するミランは25日、セリエA第32節でウディネーゼと対戦し、1−2で敗れた。

 終始冴えないパフォーマンスを見せた選手たちに、フィリッポ・インザーギ監督が「今日の我々はひどい試合をした。私は選手たちに落胆し、怒りを感じている」と激怒。チームは、29日のジェノア戦までミラネッロ(ミランの練習場)で合宿を敢行すると、クラブ公式HPが伝えている。

 インザーギ監督は、あまりの不甲斐なさに「サポーターと会長に謝罪する。だが、チームがこういうプレーをしているときは、まず監督の私に責任がある」と自らの責任も負っている。

 イタリアでは、シーズン中に緊急合宿を決行することがよくある。3月にはヨーロッパリーグ敗退に終わったローマが、4月に入ってからもコッパ・イタリア準決勝セカンドレグでラツィオに敗れたナポリが実施。ナポリは直後に公式戦3連勝を飾ったが、ミランもこの合宿が良い結果に繋がるのか。指揮官は、「ジェノア戦でピッチに立つのは、ミランのユニフォームに相応しい選手だけだ」と喝を入れている。