乳がんで両乳房摘出手術を受けたリタ・ウィルソン。

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 女優で映画プロデューサーのリタ・ウィルソン(58)が乳がんと診断されたことを受けて両乳房摘出手術を受けていたことが分かった。トム・ハンクス(58)を夫に持つリタは浸潤性小葉がんと診断されたあと先週、両乳房を摘出手術とともに再建形成外科手術を受けたという。

 リタはピープル誌に発表した声明文の中で、手術を行ってくれた医師団と乳がんと宣告され手術を受けるに至るまで揺るぎないサポートを行ってくれたトムに称賛を送っている。

「先週、私の夫がそばにいる中、家族や友人たちの愛とサポートを受け、乳がんを宣告されたたために両乳房摘出手術と再建形成外科手術を受けました。現在は回復に向かっていて、最も重要なことに完全回復が見込まれています」 

 早期発見が乳がんに打ち勝つための重要なポイントであると考えるリタは、多くの女性達に乳がんの検診を受けることを促すために自身の体験を公表することに決めたのだという。

「愛する献身的な夫、家族、友人たち、そして医師たちに恵まれ、私は本当に幸運だと思いますし、乳がんと再建形成外科における最先端技術の恩恵を得ることが出来ました。日々良くなってきていますし、再び健康な体になることを楽しみにしています」

 最近ではアンジェリーナ・ジョリーが乳がんと卵巣がんを発症する可能性が高いBRCA1 と呼ばれるがん遺伝子があると診断されたことで両乳房切除手術と卵巣摘出手術を行っている。

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