日本経済新聞社は、英国の有力経済紙フィナンシャル・タイムズ(FT)をおよそ1600億円で買収することを発表した。
日経もFTも、成長市場であるアジアに目を向けておらず、成長が鈍化している
ピケティ説に則れば格差は拡大を続けるので一部富裕層の支持を得るFTは安泰
世界のトップが目を通す媒体のため、日本企業からご祝儀広告が出ると識者
フィナンシャル・タイムズの声明では、「日経」に重きが置かれていなかった
インターネット新聞の有料読者は93万4000人になり、世界1位となる
社内では社長室を中心に、デジタル事業部門で編成された特別チームが担当
どんな権力の責任も追及するFTの文化を尊重できるのかと懸念の声も
岡田直敏社長は、FTの人員削減や支局の統合などは考えていないと述べた
英の金融街からは「英国の一部だと思って見てきたから、残念」との意見も