【ファンキー通信】小学生ファッションにOL殺到のナゾ!

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 最近の子供服は大人っぽいデザインのものが増えてきているという。「自分の好きなブランドの服を子供にも着せたい」という親も多く、有名ブランドがこぞって子供服を作っているのだ。

 しかし、そんな子供服売り場に大きな異変が起きている。平日のアフターファイブに、OLたちが子供服売り場に現れるというのである。彼女たちは子供がいるわけでもなく、友人へのプレゼントを探しているわけでもない・・・。なんと、自分が着る子供服を選んでいるのである。

 「お店にいらっしゃるお客様の半分以上が大人の女性ですね。そのため、試着室には大人用のパンプスも用意しています。お子様の服を選ぶついでに、自分の服も一緒に購入される方も多いです」(某アパレルショップ店員)

 この傾向は特に海外ブランドに見られる。大人用の服は、身長が170cmくらいの女性が着ることを考えて作られているため、平均身長160cm以下の日本の女性が着るには、丈をつめたり裾を上げたりと、かなり面倒なことになってしまうのだ。

 「子供服はだいたい160cm以下の方を想定して作られておりますので、日本の女性にはちょうどいいんですね。小柄の女性が服選びに困っているという現状は、私たちも理解していましたが、このような形で解消されるとは思ってもいませんでした」(同)

 海外ブランドの子供服は大人服をそのまま小さくしたデザインが多く、サイズ選びに困った小柄な女性たちにとってはちょうどいいのだ。しかも、子供服ということで値段も通常より安い。

 「実は、子供服も大人用の服も、作る費用はほとんど変わらないんですけどね。子供服ということで、値段は低めに設定しています」(同)

 デザインも変わらず、サイズもぴったり、しかも安い。それなら子供服を買ったほうがゼッタイお得。さあ、子供服売り場へレッツゴー!(加藤克和/verb)