複数の英国メディアが報じたところによると、マンチェスター・シティのFWアンディ・コール(元イングランド代表)がガーナ代表監督就任のオファーを受けたという。

 34歳になるコールはニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッドなどでプレーした実力派。1993−94シーズンにはプレミアリーグ得点王にも輝いた。ガーナ・サッカー協会の関係者は「その経験をワールドカップ初出場のわが国に還元して!」と熱烈ラブコールを送っている。

 ところがBBCの取材に応じたガーナ・サッカー協会のニャンタクウィ会長は、「イングランドの新聞報道を知って驚いた。アンディ・コールはもとより他の誰にも監督就任を要請した覚えはない」とメディアを煙に巻くようなコメントを残した。

 もっともコール本人はザ・サンのインタビューで「ガーナ代表の仕事には興味がある」と語っている。また同代表は「元イングランド代表の守護神デイビッド・シーマンをGKコーチに招聘する意向」という噂も流れている。火の無いところに煙は出ないだけに……。

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