【ファンキー通信】目玉のおやじを飲んでみよう!

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 オンラインで買えるすごいネーミングの飲み物を発見した。その名も『ゲゲゲのおやじ汁』そして『ねずみ男汁』。どうやらほかにも期間限定でマニアックな商品ばかり売り出されているらしい。うーん、飲みたい。

 そこで実際、販売会社のアプリスにお邪魔してみた。目玉のおやじ、ねずみ男、上半身筋肉モリモリのプロレスラーなどのパッケージがズラリとならぶ摩訶不思議な打ち合わせ室にて、さっそくお話しをうかがった。ユニークなパッケージ、かつ斬新な味わいのジュースを次々に生み出すヒミツとは一体?

 「飲み物を単に飲み物としてだけではなく、宣伝広告などの販促グッズのひとつとして考え、パッケージデザインから味までイメージに合わせて、どんな感じで何の味にするのか徹底的にこだわっています。企画が命なんですよ」と常務取締役の秋本さんは力強く語る。

 『ゲゲゲの鬼太郎』ドリンクでは、第一弾として登場キャラの中でもっとも認知度の高い「目玉おやじ」をパッケージに使用した『ゲゲゲのおやじ汁』(この場合、「しる」とかいて「ドリンク」と読ませる)。ゲゲゲの鬼太郎は時代を超えて老若男女に親しまれているアニメーションであることから、水木プロダクションとライセンス契約を締結した。

 パッケージは目玉のおやじが気持ちよさそうにゆず風呂に入浴中という絵柄だ。ちなみに味は、ゆず果汁。目玉のおやじをどうしてゆず果汁にしたのか? ときいてみたところ「え? 目玉のおやじの形、なんとなくゆずに似てるでしょ?」との答えが・・・。

 で、飲んでみた。味はというと、おやじの味、がするわけがなく、まんま「ゆず」だった。後味がさっぱりしていて飲んだことのない感覚。さすがは「汁」だ。ねずみ男汁は、果汁がちょっとアップして、みかん&はっさく30%。

 このドリンクはヴィレッジバンガードなどで販売されているほか、愛知博にある「ゲゲゲの鬼太郎ショップ」でもお土産として連日爆発的な人気だそう。万博に行ったことがある人も、まだいきそびれていない人も万博の目玉のひとつとして、買ってみては?(文/verb)