14日のワールドカップ(W杯)初戦、イングランドを2−1と下した一戦で、イタリア代表MFアンドレア・ピルロは、ゴールを決めたわけではない。だが、彼はテレビの前の世界のファンを感銘させた。

見事な数字だ。108本のパスのうち、ミスしたのはわずかに5回。マルキージオのゴールシーンでも見事なスルーを見せた。彼はチーム同様に自分も良い試合をしたと分かっている。

「イタリアは勇敢だった。良いプレーをしようとし、自分たちのプレーをしたね。僕らは良い試合をした。暑さがひどかったけどね。自分たちが強いチームだと分かっている。困難はたくさんあるけどね」

「クロスバー直撃の場面? 決まらなかったのは残念だけど、大事なのは勝つことだった。(マルコ・)ヴェッラッティとはすごくやりやすい。この方針で進むのは正しいよ」