インテルの夢が消えかけつつある。アンジ・マハチカラFWサミュエル・エトーが、チェルシー移籍に迫っているからだ。同選手の代理人であるクラウディオ・ヴィゴレッリ氏は、28日からロンドン入りしている。ジョゼ・モウリーニョ監督との交渉はかなり進んだ状態だ。

そして、エトー本人も28日にロンドン入りしている。同日朝までミラノに滞在していたエトーは、パリで数日を過ごすはずだったが、予定を早めてロンドンに入った。チェルシーとの交渉をまとめるためだ。

マンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーが残留に向かったことで、チェルシーエトー獲得交渉を加速化させた。もはやインテル復帰の可能性はゼロに近い。

なお、イギリスのブックメーカーは、マンUのMFナニがユヴェントスへ移籍すると見ている。FWカルロス・テベスのときと同じように、「Paddy Power」はナニのユヴェントス移籍に賭けた人への支払いをすでにしているようだ。

また、ウェスト・ブロムウィッチではFWニコラ・アネルカが29日にトレーニングを再開するようだ。9月1日のスウォンジー・シティ戦には出場できると見られている。5日前、アネルカは代理人の死を受けてクラブから一定の休暇をもらっており、引退の可能性も騒がれた。