アンジ・マハチカラFWサミュエル・エトーの今後が不透明になっている。ロシアからの情報によると、アンジの改革話が浮上した先週以上に、エトー移籍の兆しが明確になっているからだ。

ロシアのメディアがいろいろと報じるなかで、一つ確かなのは、エトーとアンジの物語が終わりに近付いているということだ。エトーは移籍する。問題は、それがいつになるかということだ。

12日午後、モスクワで、エトーはアンジのスレイマン・ケリモフ会長と会っている。話し合いの場に出たのはもちろん、エトーの今後についてだ。アンジとの契約は2014年までとなっている。

エトーとアンジは正直に話し合っており、アンジは選手に対し、クラブがテクニカルプロジェクトの再構築を望んでいることを繰り返した。そしてそれが、エトーとの関係終了につながることは避けられない。

ロシアメディア、特に『イズベスチヤ』電子版によると、この夏はロシアに残り、オファーが届いても検討するのは1月のマーケット以降ということで、アンジとエトーは“協定”を結んだという。

いずれにしても、ヨーロッパのビッグクラブたちは、エトーの獲得にすでに動いている。ナポリは情報を集めており、ジョゼ・モウリーニョ監督のチェルシーは様子をうかがっている。争奪戦の列にはインテルもおり、すでにエトーの代理人とは最初のコンタクトを取っている。