秀作が多いと言われる今季のドラマのなかでも、視聴率も好調で(第2回で21.8%/ビデオリサーチ調べ・関東地区)ブログ上でも放送開始直後から「ハマりました〜」「目が離せない!」といったコメントが多く寄せられているのがTBS日曜劇場「半沢直樹」(TBS系・日曜21時〜)。
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バブル期に都市銀行に入行した銀行員・半沢直樹堺雅人)が融資課長として逆境の中で闘っていく様子を描く企業ドラマ「半沢直樹」。

間違ったことに対しては、たとえ上司であろうとも態度を変えずに言い負かしてしまう強さで、不良債権となった5億円の融資金を回収するために奔走するものの、行く手を阻む敵は銀行の内部にも外にもいて困難が次々と降りかかる。

・ハラハラドキドキして1時間があっという間。こんなドラマは久しぶりだ〜
・陰謀とかパワハラとか山盛りで、見ててヘコむけど見ずにはいられない
・一般的な社会人はなかなかできない言動にハラハラして、見ていて楽しい
・座敷牢とかリアルな描写が盛りだくさん…銀行ってこわいわぁ〜
など観る人を強く引き付けている「半沢直樹」の原作者は、企業小説の名手として知られる直木賞作家・池井戸潤。

元銀行員というキャリアを持つだけに
・銀行員だった父も「まさにあんなことが起きるのが銀行なんだ!」と興奮してた…
・前職が銀行だったのでよくわかるわ〜国税局は確かにいばってる!
・あまりにリアルで我が職場をみているようで、途中で観るのやめようかと思ったくらい
など、金融業界をよく知る皆さんも納得のリアリティが人気の一因であることは間違いない。

このリアリティによって、普段は連続ドラマを見ない層も
・バンカーだった父が「半沢直樹ってドラマ見たか?」とメールしてきた〜
・放送日翌日は課長と先輩が異常にドラマ話で盛り上がってる…
と取り込まれ、そのリアリティの中で半沢直樹が自論を貫く様子に
・我々が言いたくても言えないセリフをズバッと言い放つ半沢直樹が爽快
・喉まで出かけた言葉をのみこむ毎日だが、半沢直樹はハッキリ言えるから憧れるよ…
とカタルシスを感じ
・夫にプリン食べられた…半沢直樹じゃないけど「倍返しだ!」の心境である…
・庭の雑草を抜いたけどあっという間にまた生えてきて、まるで半沢直樹の倍返し(笑)
と仕事以外のところで「倍返し」と言ってみる「半沢直樹現象」が起きている模様。

そう、半沢直樹の決めゼリフ「やられたらやり返す。倍返しだ!」が特に観る人の心に刺さるようで
・小心者の自分にはとても言えない言葉。聞くとスカッと気持ちいい〜
・この決めゼリフを言ってくれるだけですっきりするのはナゼでしょう…
・一度でいいから言ってみたい。そう言えるだけの実力をつけたい
など支持され、早くも今年の流行語大賞候補の呼び声も。

参議院選挙の報道特番で1週おあずけだった第3回は7月28日に15分拡大スペシャルで放送予定。半沢直樹ファンが待ち望む「倍返しだ!」がいつ出るかもお楽しみ。

(夏目 昌)



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