うーん、予想が外れた惜しい!スポーツ報知さんの記事です。

J3にU-22枠、各チームにベンチ入り2,3人義務付けへ

J3にU22枠 各チーム2〜3人以上義務づけへ

来季から始まるJ3が、各チームに「U―22枠」の新設を検討していることが16日、分かった。ベンチ入りメンバーに22歳以下の選手を2〜3人以上入れることを義務づけるもので、日本サッカー協会とJリーグが議論を進めている。この日のJリーグ理事会では、22歳以下の選抜チームがJ3に参戦するプランを承認。ともに正式決定は11月の理事会となるが、U―22選抜との“ダブル強化”で、若手選手の出場機会増加を狙う。

日本協会とJリーグはこれまで、高卒1〜3年目の選手の出場試合数を徹底調査。「J1でコンスタントに出場している選手はほとんどいない。いい才能を持っていても、真剣勝負の場がないと伸びない」(日本協会幹部)という結論を出した。J3は1試合平均2000〜3000人の観客数を想定。若手に優先権を与えて多くのガチンコ勝負を経験させる。

メキシコ1部リーグには「20歳11か月ルール」が存在。同年齢以下の選手を一定時間以上出場させなければ、クラブが勝ち点3をはく奪されるというものだ。この強引ともいえる若手起用策が当たり、国内組中心で臨んだ昨年のロンドン五輪では金メダルを獲得。現在のフル代表にも多くの五輪組が昇格している。

この日の理事会では来季のJ3参加チーム数を「12」にし、3回戦総当たりで行うことが決定。外国人枠は9月の理事会までに決めるが、「なるべく日本人の若手にチャンスを与えたい」(Jリーグ幹部)という意見が多く、J1・J2の3人より少なくなる可能性もある。さまざまなバックアップのもとで、次代のスターの出現を目指す。


備考1:U-21(21歳以下の選手)のJFL出場状況 ※1992年1月1日生まれの選手が対象

ポジション 選手名 所属クラブ 生まれた年(1992年生まれなら92と記載) 出場試合数()内は時間数、得点数の順に記載、※はレンタル移籍中の選手だけ保有元のクラブを記載

MF 岡田武瑠 (AC長野パルセイロ) 94 4試合(91分) 0得点 ※セレッソ大阪からレンタル

MF 大町将梧 (ツエーゲン金沢)   92 5試合(365分) 0得点

DF 三鬼海  (町田ゼルビア)    93 17試合(1362分) 0得点
DF 田中貴大 (町田ゼルビア)    93 4試合(360分) 0得点 ※東京ヴェルディからレンタル
MF 高野光司 (町田ゼルビア)   92 5試合(367分) 0得点 ※東京ヴェルディからレンタル
MF 相馬大士 (町田ゼルビア)   93 7試合(561分) 0得点 ※柏レイソルからレンタル
FW 齋藤翔太 (町田ゼルビア)   94 7試合(115分) 1得点 

GK 石川慧 (ソニー仙台)     92 1試合(1分) ※ベガルタ仙台からレンタル

MF 白井康介 (福島ユナイテッド)  94 16試合(1124分) 2得点 ※湘南ベルマーレからレンタル
FW 吉濱遼平 (福島ユナイテッド)  92 8試合(596分) 2得点 ※湘南ベルマーレからレンタル

DF 國領一平 (佐川印刷)     93 12試合(719分) 0得点 ※京都サンガからレンタル
DF 齊藤隆成 (佐川印刷)     94 2試合(28分) 0得点 ※京都サンガからレンタル

GK 藤吉皆二朗 (横河武蔵野)   92 8試合(720分)

GK 鶴崎智貴 (ホンダロック)    93 3試合(270分)

MF 野口直人 (MIOびわこ滋賀)   92 10試合(629分) 0得点 ※セレッソ大阪からレンタル



備考2・メキシコで行われている若手選手起用ルール 通称 Regla 20/11 貼るの今年3回目(笑)
※Regla 20/11はルールができた時と微妙にルールかわったので今は正式名称違うかも

リーグ戦17試合(メキシコは前後期制)で、20歳11カ月以下の選手を合計1000分以上出場させなければならない。この条件を満たさないと、リーグ戦終了時に勝ち点3をはく奪。 ※数年前は765分(17試合の半分)だったが1000分に変更になったみたい。

数年前にルールが追加され
20歳11カ月以下の選手のプレー時間は100パーセント
21歳11カ月以下の選手のプレー時間の50パーセント
22歳11カ月以下の選手のプレー時間の25パーセント

として計算し、すべて合計して1000分を満たせばOK。しかし1試合につき、この条件を満たした選手の起用時間は最高270分として記録(消化試合や点差が開いた試合で若手をいっせいに出して条件を満たそうとするのを防ぐため)

※ルール解釈が間違っていたりちと古かったらスミマセン


U-22世代の選手をベンチ入りではなく義務付けへ

以前の記事にきっと次は出場義務付けだろうなーって思っていたら、ベンチ入り義務付けというニュアンスが薄いものでちょっとアテが外れた(笑)新設されるJ3に対していろんなアクションがかけられているのですが、今度はJ3の各クラブに22歳以下の選手のベンチ入り義務付けを検討している、ということですね。

これねぇ、僕はナビスコ杯やJ2だとベンチ入りから始めた方がいいかなーって思うけど、J3に関してはベンチ入りじゃなくて最初から出場義務付けでいいと思うんですわ、てゆうかその方が楽なんでは?って気がするんですよ。何故なら毎試合ベンチ入りなら怪我人とか出たときに困りそうだし、そもそもJ3クラブがアウェーのベンチ入り人数を何人連れて行くのかとかわからん。普通にアウェーはベンチ人数5人とか普通にあると思うんですよね。
そうなると毎試合2,3人ってちとハードルが高いかなと、でも出場時間でくくればそんな毎試合ベンチ入りとかする必要がないから負担がなくなるわけで。

あとJ3、3部以下なら若い選手も立派な戦力で計算できちゃうから、今年のJFLで21歳以下の選手の出場記録を調べたけど、J1、J2から2人以上レンタルしている、町田ゼルビア、佐川印刷、福島ユナイテッドといったチームは出場義務付けというルールがなくても普通に使ってるわけで。戦力として計算できそうなら、あとは無理のない範囲から出場時間義務付けってことにしたほうが実はハードルは低いようなきがするわけですよ。ようは補強手段としてレンタル移籍使おうって意識付けに繋がればなーって感じです。


でもぶっちゃけて言えばこれ年代別の大会で結果だしてるメキシコでやってるから違和感なく受け入れてるけどやや強引や手法とも感じるので日本では受け入れられるのかなーって不安なところもあるんですよね、でもU-22選抜チームを参加させるほうがはるかに強引だし。
理想をいうのなら1部リーグでやれたら効果的なんだろうけど、やっぱいきなり1部で導入は無理があるのかな。

しかしいろんな育成プランが出てるけど当のJ3に入るであろうクラブを応援されてる方はどう感じてるんだろうねーそのへんのお話は聞かないので気になる。