15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の組み合わせ抽選を報じた『スカイ』の番組中に、サプライズが起きた。パリ・サンジェルマン(PSG)のレオナルドSD(スポーツディレクター)が、ニヨンからの中継中に、パートナーであり番組の司会者であるアンナ・ビッロー女史に求婚したのだ。

2人は約4年前からつき合っている。そしてこの日、レオナルドSDは「アンナに質問がある」と話した。彼女が「何?」と答えると、同SDは「結婚したい?」。アンナ女史が「なんて質問? いいわ、先にいきましょう」と言うと、レオナルドSDは「いいわって何が?」と続けた。

彼女が「いいっていったらいいのよ。そのことは家でまた話しましょう。とにかく、ありがとう」と言うと、スタジオにいたマッシモ・マウロ氏が「でも、イエスなの? ノーなの?」と発言。アンナ女史は「いいわよ」と答えた。同じくスタジオにいたビリー・コスタクルタ氏は拍手。レオナルドSDは明るい顔で「じゃあ、いいね。ミラノとブラジルと、2回結婚式をしよう」と語った。彼女は中継の映像が消える中で「彼、おかしいわ」と漏らしている。

その後、アンナ女史はラジオ番組で、次のように話している。

「レオはとてもロマンティックだったわね。でも、それに気づいたのは終わってからだった。冗談かと思ったわよ。本気だなんて、1秒も思わなかった。そもそも、私たちは前から一緒にいるし、子供もいるのよ。本当にこんなことが起きるなんて、想像できなかった。とても感動していたわ。自分が幸運なのは分かっている」

一方、レオナルドSDはCLのドローでバルセロナとの対戦が決まり、このようにコメントしている。

「我々はバルセロナと対戦することになった。最悪だ。あり得ないよ。ホームでのファーストレグはイブラ(ズラタン・イブラヒモビッチ)抜きだ。カンプ・ノウでのセカンドレグもまったく簡単じゃないだろう。彼らはサッカー史上最高のチームの一つだよ。だが、常にベストのチームが勝つわけではない。我々はここにいることを誇りに思っている。ズラタンへの処分が軽減されることを願おう」