米アップル(Apple)は17日、中国で14日に発売したiPhone 5の販売台数が200万台を突破したと発表した。同社によると、中国での発売初週の記録としては過去最高という。

 iPhone 5は、iPhoneシリーズの最新モデルで、従来モデルと比べて縦長の4インチRetinaディスプレイを新たに搭載した一方、最薄、最軽量を実現。CPUも4SのA5チップと比べて最大2倍高速というA6チップになり、LTEにも対応した。

 同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)は声明で、「中国ユーザーのiPhone 5に対する反応は信じられないほど素晴らしいものだ。中国での発売初週の販売記録としては過去最高を更新した」「中国は当社にとって非常に重要なマーケット。ユーザーもアップル製品を手にすることを非常に待ち遠しくしている」と述べている。

 世界では、9月21日に米国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、日本、シンガポール、英国で発売され、発売後3日間で販売台数が500万台を突破していた。12月末までには100カ国以上で販売される予定。

 国内では、KDDIがテザリングに対応し、ソフトバンクも追随してテザリングを解禁したことも話題を集めた。