口癖が「時間がない」あなた、本当に忙しいのですか?





■前書き

ここに「時間がない」という口癖の人に共通する7つの項目を挙げます。周りに忙しいばかり言っている人いませんか? また、あなたが当人になっていませんか? 自己確認するためにもチェックしてみてはいかがでしょうか。







■断れない

必要のない頼みを当然のごとく引き受けてしまう。本来他人がするべき仕事を自分がしている。俗に言う『お人よし』。当人は「自分は良い人」だと信じている。他人の頼みごとを了承すればするほど自分の時間は減っていく。



■成すべきことを把握していない

自分は何を成せばいいのか把握できていないため、目の前のことはなんでも「重要なこと」「やらなければいけないこと」と勘違いしてる。



『義務として成すべきこと』と『義務でもないし優先順位も低いこと』を区別することが必要。区別ができれば、本当に時間を費やさなければならないことが見えてくる。そして優先順位の低いことへ時間を費やすのをやめれば時間に余裕が生まれる。



■おっちょこちょい

車の鍵を忘れた、財布を忘れた、携帯を忘れた、定期を忘れた……etc。ちょっとしたミス無駄な時間を浪費してしまう経験は誰にでもある。こういった小さなミスを回避するよう心がけることで時間の浪費を防ぐことができる。忘れ物が多い人は、玄関に持ち物チェックリストを用意するなど。疲れて注意力が散漫している人は、ライフスタイルそのものを見直す必要がある。



■優劣をつけられない

物事にはすべてにおいて優先順位が存在する。『すぐにでもやらなければいけない重要なこと』『すぐにやる必要はないけど重要なこと』『すぐにやる必要があるけど別にどうでもいいこと』『すぐにやる必要もないしどうでもいいこと』。



重要なことから手をつけなければ、いくら時間があっても足らない。今やる必要がないことでも、後ほど必ず手をつけなければならないときがやってくるため、重要なことから順に処理していこう。



■他人に頼みごとができない

私たちが唯一平等にして持っているものは「時間」です。1日は24時間しかありませんし、1年は365日が相場です。いかにして他人を使うか、部下を使うか。自分の仕事すべてを任せるのではなく一部を任せる。当たり前ですが責任まで任せないでください。責任はあなたが背負うものです。





■後書き

特別なレールが敷かれている場合を除き、『断れず、他人に頼めない人』は『うだつのあがらない人生』を過ごすのではないでしょうか。または過ごしているのではないでしょうか。



もちろん人助けは素晴らしいことですし、多くの人が率先して周りを助け合うべきだと思います。ですが、他人を助けるばかりであなたの時間がなくなってしまっては元も子もありません。



(文/ゆっくりライフハック まりさ)