有言実行の男、ジュード・ロウが自信作を引っ提げ来日決定

　シャーロック・ホームズの盟友、ワトソン医師が日本へやってくる！　映画『シャーロック・ホームズ　シャドウ　ゲーム』（3月10日公開）でジョン・ワトソン医師役を務めるジュード・ロウが2月13日に来日することが決定。15日に記者会見を行い、16日には、TOHOシネマズ六本木で行われるジャパンプレミアに出席する予定だ。

　本作は、全世界で約400億ドルを超える大ヒットを記録し、日本でも最終興行成績21億万円を記録した映画『シャーロック・ホームズ』の最新作。物語は、各地で連続爆破事件が発生するところから始まる。謎を追うシャーロック・ホームズは、インド、中国、アメリカ、ヨーロッパなど世界中で発生している未解決の重大事件は全て繋がっていることを知る。その黒幕こそが、知能・腕力ともにホームズと全く互角の“もう一人の天才”ジェームズ・モリアーティ教授だった。彼は、誰も思いつかないような手口で歴史を操作し、自らの手を汚さずに民衆の命を奪い、絶大な富と権力を手に入れようとしていた。モリアーティを止めようとするホームズとワトソンは、反撃に出たモリアーティがヨーロッパ中に張り巡らせた巧妙な罠をくぐり抜け、ついに決戦の地・スイスへと辿り着く。軍配は、どちらの“天才”に上がるのか。

　ガイ・リッチー監督が再びメガホンを取り、前作を遥かに超えるスケールを実現。ホームズ役はもちろん、前作でゴールデン・グローブ賞を受賞したロバート・ダウニーJr.だ。ワトソン役を演じるジュード・ロウは「前回は、ホームズとワトソンの関係を確立することに大きなやりがいを感じた。今回は、僕もロバートも最初からテンション全開で演じたんだ」と自信満々のコメントをしている。モリアーティ役は『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のジャレッド・ハリスが演じる。

　今回の来日が前作のPR以来2年ぶり7度目となるジュード・ロウ。前回の来日時「東京に戻って来ることができて本当に嬉しい。日本は僕にとって1番好きな外国です」と親日家を公言していた。昨年行われたヨーロッパ・プレミアでは「2月に日本へ行くからね！皆さん、元気に良い年を迎えてくださいね！」と宣言。実際に来日することが決定し、有言実行する形となった。ルックスだけでなく、その行動力も人気の要因の一つなのだろう。

　原作ファンの間で有名なモリアーティがついに登場する本作。目の前に“もう一人の天才”が立ちはだかった時、史上最強のコンビは、どんなアクション、サスペンス、謎解きをみせてくれるのだろうか。クライマックスのスイス・アルプス「ライヘンバッハの滝」での一騎打ちは、映画史に残るであろう圧巻のシーンとなっている。

　昨年12月16日に全米で公開され、現在までに興行収入1億7000万ドル、世界興行収入では4億ドルを突破し、前作と同様に大ヒットを記録している。ジュード・ロウが来日することで、日本でのヒットも期待できそうだ。

　映画『シャーロック・ホームズ　シャドウ　ゲーム』は、3月10日（土）より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー。

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