20日のチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグで、バルセロナに3−1と勝利を収めたインテル。キャプテンのハビエル・サネッティは、明らかにうれしそうな様子で、イタリア『スカイ』のインタビューでこう語っている。

「(決勝進出を)信じよう。今夜の僕らは非常に素晴らしい試合をした。バルセロナに0−1と先制されてからの反撃が良かったね。彼らのようなチームを相手に、僕らがやったような試合をするのは、簡単なことではなかったよ」

「僕らは彼らに考えさせなかった。こうするしかないと分かっていたんだ。前線にいる選手たちは、違いをつくることができる。その彼らに考えさせないようにしたのさ」

「セカンドレグではまたこういう試合をすることが必要だ。謙虚に、でも、このチームはどんなこともやれるという自覚をもってね」

また、ジョゼ・モウリーニョ監督から最も良かった選手の一人と賛辞を送られたゴラン・パンデフは、「まだ終わっていない。バルセロナでまた難しい試合が待っているんだ」としながらも、「僕らは全力を尽くした。彼らに先制されてからも、僕らは信じたんだ。僕らは勝利にふさわしかったよ」と語った。

パンデフは戦術面でのポイントについて、「彼らはスペクタクルなサッカーをするし、全員がとてもうまい。でも、僕らはかなりのプレッシャーをかけた。監督が望んだようにね。うまくやれたと思う。バルサはかなりボールを持ったけど、僕らもうまく対応した。プレスをかけて、カウンターを仕掛けたんだ。たくさんのゴールチャンスをつくることもできた。自分たちが素晴らしいチームで、どんな相手とも渡り合えるということを示したね」と話している。