13日、フジテレビ「ジャンクSPORTS」では、「独占!朝青龍 公開審判SP」と題し、横綱・朝青龍をはじめ、角界の先輩でタレントのKONISHIKIらが出演。一部では朝青龍が番組中に号泣したことで、放送前から話題になっていた、この日の「ジャンク――」だったが、そのシーンは番組の最後に放送された。

「このあと、横綱・朝青龍が突然の涙」というナレーションが入りながらも、ジャンクvs大相撲軍団のボウリング対決が間に挟まれるなど、ギリギリまで引っ張った横綱の涙――。

それは、朝青龍の母・プレブバダムさんが書いた、息子に宛てた手紙だった。

「いつも何かとお騒がせをして、日本の皆様にはご迷惑をお掛けしている息子ですが、これからもどうか温かく見守って頂ければと思います。私の愛する息子ドルジはとても照れ屋な上に負けず嫌いの一面もあるので、突然インタビューされたりすると思ってもいないことを言ってしまう時があります。それが原因で誤解を招いてしまうことが多く、いつも胸が張り裂けそうな思いで心配しています。ドルジ、本当のアナタは親孝行で子供が大好きで、とても気持ちの優しい子だと母さんは知っています。(中略)愛するドルジ、母さんはいつでも遠くモンゴルからアナタのことを見守っています」という愛情溢れる内容だった。

さらに、このVTRが流れると、番組MCの浜田雅功は「ええ番組になってもうた」と呟いたが、涙の止まらない朝青龍は「本当に、ハイ。泣いちゃった。本当に産んで頂いて感謝感激です」と答えた。