レアル・マドリーMFカカーがイタリアのテレビ番組『Quelli che il calcio』のインタビューで、チームが楽しめていないと明かした。同選手は現在、恥骨炎に苦しんでおり、マヌエル・ペジェグリーニ監督は８日に行われるチャンピオンズルーグ・グループリーグ最終節のマルセイユ戦に向け、カカーを招集メンバーから外している。

カカーは「今の僕たちレアルは、プレーのアイデンティティーを探しているところだ。簡単なことじゃない。僕らは楽しめていないし、残念に思っている」とコメント。レアルとバルセロナの状況を比較して、「一つのチームをつくるのは、簡単なことじゃないんだ。選手を獲得すれば良いというものじゃない。彼ら（バルサ）は長年に渡って一緒にプレーしている。僕らには８人から９人のニューフェイスがおり、グループを形成するには少し時間が必要なんだよ」と続けた。

カカーの「不満」はさておき、レアルはマルセイユ戦に集中している。レアルは引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定。カカーがいないなか、招集された20名のメンバーは以下のとおりだ。

カシージャス、アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、ガゴ、マアマドゥ・ディアラ、ラウール、クリスティアーノ・ロナウド、ラス・ディアラ、ベンゼマ、マルセロ、ドゥデク、ドレンテ、アルビオル、ガライ、イグアイン、シャビ・アロンソ、ファン・デル・ファールト、グラネロ、アダン