ローマFWフランチェスコ・トッティが以前から注目されるイタリア代表復帰について、決断を下す時期を明確にした。同選手は自らの新しい公式サイトの発表会の場で、次のように語っている。

「誰もがオレの代表復帰とワールドカップ（Ｗ杯）出場について話している。でも、最後はオレがマルチェッロ・リッピ監督と一緒に決めるよ。監督がオレのことを良く言ってくれるのはうれしい。彼とは特にピッチの外で素晴らしい関係を築き、今もそれは続いているんだ。ベテランの選手たちは、オレに復帰するよう言ってくれている。自分の調子がどうなっているかをチェックするのに、３月か４月が決め手となるだろう」

また、現在セリエＡで187ゴールを記録している同選手は、200ゴールの目標を達成したいと述べ、ローマとの５年間の契約延長については、「サインはしたよ。ローマが契約書を提出するのを待つだけだ」と明かした。

一方、現在のローマの状態については、「このチームはインテル、ユヴェントス、ミランのレベルにあり、オレたちは彼らと並んでいなければいけない。今季のリーグ戦は良いスタートが切れなかったが、今は取り戻しているところだし、自分たちのレベルに戻ろうとしている」と、ポジティブな見解を示している。

また、今週末に行われるラツィオとのダービーマッチに向けては、「彼らが有利だよ。オレたちよりプレーが悪いし、苦戦しているからね」と、“ゲン担ぎ”のコメント。ラツィオFWマウロ・サラテについては、「強い選手だけど、カンピオーネ（最高の選手）というのはまた別物だ」と語った。

インテルFWマリオ・バロテッリに対するコールと、それを理由に試合を中断するかどうかについては、「もしもそうするなら、侮辱的なコールがある場合、すべての試合を止めなければいけない。アウェーで戦うたびに侮辱されるんだ」と話している。