FWルート・ファン・ニステルローイ(32)が今シーズン絶望となったことで、冬の移籍マーケットでフォワードの補強が確実視されているレアル・マドリー。スペインメディアは早速、代役候補について取り上げている。

 シーズン後半戦に向け、レアル・マドリーもエースの代役を獲得するべく動き出したようだが、“アス”は、有力候補はインテルの元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポだと報じている。インテルは、モウリーニョ監督の構想から外れているクレスポを冬の移籍マーケットで放出しようと考えている。チャンピオンズリーグへの選手登録をしていないのも冬の移籍マーケットを見据えてのものだろう。つまり、レアル・マドリーが決勝トーナメントに進出した場合も出場が可能。これはプラス材料だ。33歳とはいえ、クレスポの経験値から考えれば、レアル・マドリーでのプレーも問題ないだろう。

 その他にも、ディエゴ・ミリート(ジェノア)、ディディエ・ドログバ(チェルシー)、ワグネル・ラブ(CSKAモスクワ)、クラース・ヤン・フンテラール(アヤックス)、マリオ・ゴメス(シュトゥットガルト)といった選手を挙げている。

 レアル・マドリーとしては、大金を払うことなく、チャンピオンズリーグに出場できるフォワードを獲得したいところ。ファン・ニステルローイの代役は誰になるのか?今後の動きに注目したい。

(スペイン通信)