今季からインテルの指揮を執るジョセ・モウリーニョ監督が、古巣チェルシーのFWディディエ・ドログバ(30)について「今はチェルシーの監督ではない。彼は(故意にファウルを狙う)ダイバーだったことを認めざるを得ない」と明かしている。

ポルトガルが生んだ名将は、時と共に考えも変わったのだろうか。FEELFOOTBALL.COMのマイクに向かい「今ではもうチェルシーの監督ではないので、誰かも守らなければならない立場ではない。ドログバが“ダイバー”だったことを認める時期だろう。C・ロナウド、F・トーレス、ファンペルシ・ロビンもそうだったが…」と告白。

現時点で最もダイブ行為をとる選手を問われたモウリーニョ監督は「ここ数年で最もPKを獲得した選手は誰か?イングランドでは、ダイブ行為などのプレーに対する批判は厳しい。私もダイブ行為に関しては憎んでいたが、私の選手の中にもペナルティーエリア内でファウルを受けるとすぐに倒れることもあった。確かに(ファウルを受けても)倒れずに踏ん張っている選手へ、主審がPKを与えることは稀なケースだ。だからこそ言わせてもらうが、私の選手(の何人か)は頭が良かったとは言い難いが、(PKを獲得する点では)正しかったとも言える」と当時を振り返っている。