リバプールはこの度、セビージャの新星、ダニエル・アジャラを迎え入れた。アジャラは17歳のDFで、188センチという長身が魅力。セビージャのユース育ちで、当然ながらセビージャとプロ契約するものと見られていたが、スペイン人のベニテス監督のコネクションを活かし、リバプールが強引にセビージャから“横取り”した格好だ。

 まだプロ契約選手ではないため、セビージャはこの移籍(正しくは所属変更か)を認めざるを得ず、移籍金を受け取ることもできない。リバプールからは約20万ユーロ(約3200万円)の養育費が支払われるだけ。悔しさに地団駄を踏んでいるそうだ。