これまでも素晴らしいプレーで多くのファンを唸らせてきたミランのクラレンス・セードルフだが、今シーズンはさらにその名声を不動のものとしている。というのも、彼はリーグのみならず、チャンピオンズリーグでも大活躍。特に準決勝第2戦でマンチェスター・ユナイテッドを粉砕した試合でのパフォーマンスは記憶に新しい。彼がいなかったら、ミランの決勝進出はあり得なかっただろうという声も少なくない。そんなセードルフは2009年までミランとの契約が残っているが、その後について本人は、次のようにコメント。ミラニスタを喜ばせている。「ミランとの契約が切れる時には、私は34歳になっている。そこから新たな挑戦をしようとは考えていない。ミランに何の不満もないし、やりがいを感じている。私はミランで現役を引退することになるだろう」。本人の決意によれば、そのプレーが見られるのもあと2年余り。その間に、自分のすべてを出し尽くし、獲得できるタイトルはみんな手に入れようと願っているはずだ。23日に行われるチャンピオンズリーグ決勝でも、きっと素晴らしいプレーを見せてくれるに違いない。ますます楽しみである。