これが本当に「惣菜」なのか... スーパー玉出の「じゃがマヨ」がワイルドすぎる
<連載>スーパー玉出「激安メシ」の世界その15 文・写真 Met
大阪名物の激安スーパー「玉出」。1円セールなどでおなじみですが、値段だけでなく個性的な品揃えにも一見の価値アリ。そんな「玉出」のお惣菜コーナーを大阪在住の筆者が物色。B級グルメならぬ、「T(=玉出)級グルメ」の味をレポートします。
今回見つけてきた商品は「ほっこり新じゃがマヨ」(税込100円)です。
冬も過ぎたというこの時期に「ほっこり」というワードを堂々と使ってくるあたりナゾの自信に満ち溢れています。もちろん他のお惣菜とは比べ物にならないほどズッシリとした重みがあり、買い物かごに入れるだけでもかなりの存在感を放っていました。
マヨネーズが圧倒的に足りない
ラップを開けてみるとこんなカンジ。ジャガイモが皮をつけたまま丸ごと6個入っていました。見た目のインパクトは抜群ですが、はたしてコレをお惣菜と名乗らせていいのでしょうか(笑)
「新じゃがマヨ」ということで、申し訳程度のマヨネーズが付いています。マヨネーズで和えているということでもなく、あくまで仕上げはセルフサービス。低価格を追求する姿勢もココまでくると清々しさを感じます。
塩がすこしかかっているのでまずはそのまま一口いただいてみましょう。・・・ハイ、予想通りの蒸したジャガイモです。コレに関しては美味いもマズいもないというのが正直なところで、無心に腹を満たしていくようなイメージで食べていきます。
スーパーのお惣菜ということで蒸したてのような「ほっこり」までは期待していませんでしたが、割り箸で割れるほどの柔らかさにはなっています。なかなかレンジで温まらなかったので心配しましたが、シャキシャキした部分はなくしっかりと蒸されていました。
ではお待ちかね、マヨネーズをかけていただきます。やはりこの組み合わせは鉄板の美味しさ。先ほどのペースが嘘だったように箸が進みます。しかしマヨネーズの量がどう考えても足りません。かなり頑張ってジャガイモ3つ分というところなので、せめてもう1袋マヨネーズを追加しておいてほしいですね。
今回はスーパー玉出の「ほっこり新じゃがマヨ」を紹介しました。店舗が派手な外観をしているスーパー玉出からは想像もつかない、シンプルisベストという言葉がピッタリのお惣菜です。自前のマヨネーズがなければ飽きることは間違いなさそうですが、白ごはんの代わりにはイイかもしれません。