吉澤ひとみ(2014年撮影)

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酒に酔った状態で車を運転し、ひき逃げ事故を起こしたとして逮捕された吉澤ひとみ容疑者(33)の「酒癖の悪さ」を、お笑いタレント・明石家さんまさん(63)が過去のラジオ番組で指摘していた。

「あんなしつこくなると思わんかった」「もう嫌やったもん」――。さんまさんは2011年11月19日放送の「MBSヤングタウン土曜日」で、酔った吉澤容疑者の様子について、このように語ったのだ。

「悪いけど、あれじゃええ店つれていけへん」

一連の報道によれば、吉澤容疑者は18年9月6日朝7時頃、乗用車で東京・中野区の交差点に赤信号で侵入し、自転車で横断していた女性をはねてそのまま逃げた疑いがある。女性は軽傷を負った。

この日朝9時から出演予定のイベントがあり、自宅からその会場に向かう途中だった。事故後に現場にもどった吉澤容疑者からは、基準値の約4倍の量にあたる0.58ミリグラム(呼気1リットルあたり)のアルコールが検出されたという。

なお、「トヨタ 交通安全センター モビリタ」公式サイトでは、アルコールの呼気濃度0.5〜1ミリグラムは「酩酊」の状態だと説明。「感情や運動をつかさどる脳の機能が低下するため、感情の起伏が激しくなったり、千鳥足になったりします」としていた。

このように、酒に酔っていた状態で車を運転し、さらには芸能イベントの仕事もこなそうとしていた吉澤容疑者。そんな彼女の「酒癖の悪さ」が話題になったのが、約7年前の上記「ヤンタン」の放送だった。

この放送には、レギュラーのさんまさんと村上ショージさん、モー娘。メンバー(当時)の道重さゆみさんに加えて、OGの吉澤容疑者と藤本美貴さんがゲストとして出演していた。その中で藤本さんが、

「よっちゃん(吉澤容疑者のこと)、酔ったらひどいの知ってますよね?なかなか帰らないんですから」

と聞くと、さんまさんは「知ってる。俺はチラっと酔ったとこしか見たことないけど、あれでもう嫌やったもん」。村上さんも「悪いけど、あれじゃええ店つれていけへん」と同調していた。

「スイッチ、ポーンって入ります」

さんまさんは続けて、酒豪として知られるタレントの島崎和歌子さん(45)を引き合いにしながら、吉澤容疑者の様子について、

「いや、あんな島崎和歌子のようになるとは。だって、島崎(の酒癖)って飲む連中の間でも不評やねんで。それとソックリやから、本当ビックリして...。あんなしつこくなると思わんかった。『もう一軒?もう一軒行く?』言うて」

と語っていた。

さらに藤本さんは、酒を飲み過ぎた吉澤容疑者が、店内で急にバタンと勢いよく倒れたとのエピソードを披露。「ショックだったもん。『アイドルが倒れた!』と思って」と笑いつつも、「タクシーに乗せるのが大変だった」とポツリ。さんまさんは「タチ悪いなあ」と笑っていた。

また、吉澤容疑者には急に酔っ払い始めるタイプだったとして、さんまさんは「ポーンって酔うよね」と一言。これに、これまで周囲の話を笑って聞いていた吉澤容疑者は、

「あたし、ポーンって酔いますね。スイッチ、ポーンって入ります」

と話していた。

今回の事件を受けて、こうした放送の内容を思い出したファンもいたようで、ツイッターには「ヤンタンでも吉澤の酒癖の話を何度も聴いた。まさか、こんな事に...」「ヤンタンでの飲酒エピソードまじで危なっかしいものだったからな」との声も出ていた。