【激怒】マジでムカつく! 観光にきて暴言を吐く都会人に地方民がブチギレ激怒!

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東京や大阪など、都市部に住んでいるとふと憧れるのが田舎での暮らし。都会の喧騒を忘れ、ゆっくりと時が流れる田舎での生活に憧れる。皆さんはそんな気持ちになったことはありませんか?

地方民からの印象が悪い都会人



都会での生活に疲れている人が多いのか、最近では地方の田舎への旅行を選ぶという人も多いそうです。しかし地方に住んでいる人からすると、都会から観光でやって来た人に冷やかされている感じがする時もあるそうで、実際に暴言を吐かれたり、ムカつく言動をされたりすることも少なくないのだとか……。



東京からの客に何度も暴言を吐かれた



山形県のゲストハウスで6ヶ月ほどヘルパーとして勤めていたという佐々木さん(34歳独身・休職中)は、都会からやって来た観光客についてこのように語っていました。

「働いていた宿は東京からのお客さんが多かったんだけど、みんな田舎をどこかバカにしてる感じがするんだよな。『こんなところよく住めますね』とか何度も言われたし、心の奥底で田舎を見下してるから、地方暮らしの人たちを傷つけることを言うんだろう。たぶん観光客が多い地方の出身者なら、みんな同じような経験をしてるはず」(佐々木さんコメントここまで)

独自調査の結果、数々の問題発言が明らかに



佐々木さんのコメントを受けて、トリビアニュース編集部でも地方出身者を対象に独自のアンケートを行ってみたところ、やはり他にもたくさんの問題発言や暴言を浴びせられたという声が集まりました。今回はその一部を紹介したいと思います。

地方民が都会人から浴びせられた暴言集



1. 電車とバスの本数が少なすぎる

山形県の宿で働いていた佐々木さんはお客さんにレンタカーを借りるなど車で観光することを勧めましたが、お客さんは電車とバスでの移動を選択。しかし1本乗り過ごしただけで数時間待ったりすることになるとは思っていなかったようで、結局ほとんど何もできずに宿に戻り、佐々木さんに対して「電車とバスの本数が少なすぎる! こんな不便なところに宿なんて作るな!」とブチギレしたそうです。そんなこと言われても……。



2. 24時間営業しないコンビニにブチギレ

熊本県のコンビニで働いていた佐久本さんは、朝やって来た中年女性のお客さんからいきなり「コンビニなのになんで夜中閉まってるの? 夜中やってなければコンビニの意味ないじゃない」と説教をされたことがあるそうです。地方では24時間営業しないコンビニがあるのも何も不思議ではなく、夜中まで店を開けていてもお客さんなんて来ません。それも知らずに説教してくるなんて……と逆ギレしてしまいそうになったそうです。

3. 湯船に浸かる習慣がないと知って「クッサー」発言

沖縄のダイビングスクールのインストラクターとして働いていた小野さんは、午前中のレッスンが終わってお客さんと一緒に昼食を取りながら話しているときにブチギレしてしまったことがあるそうです。その理由は、小野さんが「沖縄では湯船に浸かる習慣がなく風呂はシャワーだけで済ませる人がほとんど」と教えてあげたとき、お客さんたちが一斉に「うわっ、クッサー!」と騒ぎ出したから。当然湯船に浸からなくたって体は綺麗に洗っているわけです。怒りたくなるのも当然ですよね。

4. カエルがうるさくて寝られない

山口県のホテルで清掃のアルバイトをしていた富山さんは、夜中にお客さんからいきなり怒鳴られたことがあるそうです。その内容は外でずっと変な音がしていて寝られないというもの。それはカエルの鳴き声だったのですが、もちろん富山さんにはどうすることもできません。田舎の環境に憧れて観光に来たのに、田舎の環境にブチ切れるなんて……。



5. チャンネルが少なくてかわいそうですね

田舎ではテレビの地上波放送の映るチャンネルが少なかったりします。宮崎県の居酒屋でお酒を飲んでいた藤本さんは、東京からやってきた観光客と隣同士になっていろいろと話をしていたのですが、テレビの話になったときについ怒ってしまったそうです。なぜかというと、東京から来た観光客が「テレビが民放2局しか映らないなんて、かわいそうですね」と言いながらプププッと吹き出して笑ったから。これはさすがに失礼すぎるだろ!

6. 理不尽な愚痴を聞かされたタクシー運転手

群馬でタクシー運転手として働いていた重盛さんは、乗客から愚痴を延々と聞かされて怒りそうになったことがあるそうです。その愚痴の内容は、乗ってきた電車が手動の引き戸タイプのドアになっていて、それを知らずに電車で座っていたら一駅乗り過ごしてしまい、仕方なくタクシーに乗っているというもの。

「手動引き戸の電車なんて考えられない! ドアが自動だったら乗り過ごすこともなかった!」と、乗り過ごした原因をすべて田舎のせいだと言わんばかりの言動に、重盛さんは「ここで降りてください」と言いかけそうになったそうですがギリギリで耐えたそうです。



7. 「グンマー民も車運転するんですね」発言

同じく群馬でタクシー運転手をしていた重盛さんは、お客さんを乗せると「運転手さんは群馬出身ですか?」といきなり聞かれたことがあるそうです。重盛さんは生まれも育ちも群馬県。「そうですがどうされました?」と返すと、お客さんは「うわあ、グンマー民だ!」「グンマー民も車運転するんですね!」などと大騒ぎ。

重盛さんはその時は何のことなのかさっぱりわからなかったそうですが、家に帰ってネットで検索してみると、群馬県が「未開の地・グンマー」としてバカにされていることを知り、大変なショックを受けたそうです。



何気ない一言が地方民を傷つける



観光で地方に行くということは、もちろん基本的には歓迎すべきことですし、地方の人達にとってもありがたいこと。それなのに何気ない一言で地方出身者をムカつかせたり、ブチギレさせたりして印象を悪くしてしまうのは残念で仕方ありません。旅行や出張などで地方に行くときは、訪問する地域で暮らす人達の文化を受け入れ、リスペクトすることを忘れないように気をつけたいですね。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/