あっという間に12月ですね。「師走」というだけあって、仕事や連日の忘年会で体調や肌もイマイチ……なんてことになっていませんか?

鏡を見て、「年末だから仕方ないよね」なんて諦めてはいけません。いつものメイクを少し変えるだけで、疲れた顔もカバーできちゃいますよ。今回は簡単なテクニックをお教えしますね。

 
チークで元気をプラス!

チークの位置は頬骨の上で。

いつものチークの位置で疲れて見えてしまったら?頬骨の最も高い位置に、サーモンピンクなどの明るめのチークを丸く入れましょう。
年齢を重ねた肌に青みがかった明るいピンクを選ぶと、白浮きして余計老けて見えてしまうかも。自然な血色感が出るような、コーラル系のチークを選ぶことがポイントです。

<差がつくポイント>
より顔色をよく見せるには、下地をピンク系に変えてみて。血色感・明るさがプラスされ、「疲れた印象」「顔色の悪さ」をカバーできます。

眉の位置で元気をプラス!

キホンの眉は、小鼻の延長線上で目頭の上からすこし内側に入ったあたりに眉頭、黒目の外側の上に眉山、小鼻と目尻を結んだところに眉尻です。この基本形で疲れて見えてしまったら?
眉尻の位置を、眉頭より1〜2mm高めに設定してみましょう。目元がスッキリとした印象になります。

眉尻の位置を眉頭より少し高めに。

<やってはいけないNG眉は?>
眉頭よりも眉尻を下げてしまうと、より疲れた印象に……。

アイシャドウで元気をプラス!

目に活力がないと、疲れて見えがち。涙袋のところに、ベージュやゴールドなどの明るい色のアイシャドウをさっと入れましょう。疲れが出やすい目元が明るい印象になり、お疲れ感をカバーできます。

あまり白すぎるものは昔のギャルっぽくなるので、気を付けて。

<色選びのポイント>
明るい色でも、シルバーやブルーは時間が経つと、パウダーの種類によってはグレーがかって見え、かえって老けて見えることも。アイボリー系のベージュ、ゴールド、ピンクベージュなどの明るい色を選んで。

☆☆☆

いかがでしたか?このテクニックで、お疲れ顔とサヨナラしましょうね。今年もあと数日、がんばっていきましょう!

寒い冬、部屋にこもって読書をするなら、1分でできるメイクテクニックはいかが?



■賢人のまとめ
これから年末に向け、疲れ顔になりがち。今回の3つのメイクテクニックを駆使して、イキイキメイクで他のみんなに差をつけて。メイクで疲れは隠せても、疲れを取ることはできないので、本当に疲れた時はしっかり休息しましょうね。

■プロフィール

オフィス美容の賢人 小西さやか

コスメコンシェルジュ。化粧品の研究や開発に携わってきたスペシャリスト。
現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。
代表理事として、美容コラムの執筆、日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修を行っている。
最新著書「99%のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」が2014年1月17日発売。
可愛くなりたいと頑張る女子こそハマってる!?コスメに関する意外な「勘違い」を一問一答形式で解説します!

「99%のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」 http://www.amazon.co.jp/dp/493828054X/

小西さやかオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/panntyann1/

2014年5月開催「日本化粧品検定」HP:http://www.cosme-ken.org/