恋愛研究家の六波羅ナオトです。

女性から見て、男性の行動で理解できないものってありますよね。それは男性から見ても同じこと。なにかと合理的にものを考える男性から見ると、女性の理解できない行動がいくつかあります。今回は、そんな女性の非合理的な行動を考えてみたいと思います。

買い物で迷いに迷ったあげく、結局買わない

これはもう鉄板ネタですね。女性と一緒に買い物に行くと、最初に訪れた店で良さげなものを見つけても、とりあえず買わずに保留します。ネットショッピングでいうところの「お気に入り」や「後で買う」と同等の行動ですね。これは、この後に行く予定のお店で「もっと良いものが見つかるかも知れない」という発想からくる行動です。まぁ、この辺りは男性でも同じ事をするので問題ありません。

その後、次々とお店を訪れ目当ての商品を物色していく女性。この間、女性は男性に対して「これカワイイかな?」とか「さっきのと比べてどう?」とか聞いてきます。男性としては自分なりの意見をマジメに答えますが、女性が思っていることと違う回答をしようものなら、とたんに不機嫌に。また、「どちらも似合うと思うよ」と曖昧な返答をすれば、「マジメに考えてくれない」とご立腹。恐らく女性からすると、購入に対して背中を押して欲しいということかもしれませんが、男性からするとこの押し問答に辟易してくるものです。

なぜなら、女性が服やアクセサリーを購入する際には、「男性から見てどうか」「男性ウケするか」なんて、1ミリも考えておらず、「自分が見て気に入るか」「女性から見てカワイイと思われるか」ということに重点を置いているので、男性の見解が的を射るワケがないからです。

だいぶ横道に逸れましたが、こういうやり取りをしながら何軒にも渡ってお店を渡り歩くことになります。最終的には、最初に立ち寄ったお店で見つけたものが最良と判断し、スタート地点に戻ることに。しかし、最初に見つけた商品を購入するのかと思いきや、そこでも更に念入りに品定めをしだします。で、結局買わないという結論に……。

男性からするとたまったものじゃないです。「じゃあ、いままでの過程はなんだったんだ?」とウンザリ。男性が女性の買い物につきあいたくない要因の一つがコレです。

男性からすると、女性の買い物につきあう場合は、「買う買わない」ではなく「お店を見てまわる」というミッションとして理解するしかなさそうです。ただし、そう理解していたとしても、下着売場に同行させられるのだけは勘弁してほしいものですね。

「寒い寒い」と言うくせに薄着

寒がりな女性は多いですが、寒がるくせになぜか薄着なのが全く理解できません。冬場は、一応温かそうなアウターを着込んでいますが、下半身に目をやるとミニスカートに生足。それでは寒いのは当たり前です。

また、夏場はオフィスの冷房が寒いと訴え、暑がりなメタボおじさんたちとの攻防が後を絶ちません。夏場ですから薄着なのは当然ですが、寒いと言う前に自己防衛手段を執ってほしいものです。なぜなら、「暑さ」というのは裸になっても暑いわけで、「着る」という手段が残されている寒がり陣営に何とかして欲しいというのがおじさん達のホンネでしょう。

この件も、着ぶくれしなくない、カワイイ服を着たいという女性心理を男性は理解しないと解決しない問題です。男性のホンネとしては、「カワイイ服を着たいのは解るけど、そこまで寒がってたら本末転倒では?」という、無慈悲な合理主義な立場で考えてしまいます。そりゃ少しは気を使いますが、四六時中「寒い」と訴えられても困ります。

とはいえ、薄着が好きな男性が多いのも事実。女性の生足に対して、女性は「寒くないの?」だが、男性は「生かあ…(ニヤリ)」となることが多い。

その2では、女性と一緒にレストランなどで食事をするときの理解できない行動をいくつかご紹介します。女性読者の皆さんは「男性の器が小さすぎる!」とは言わず、お付き合い下さい。今は優しく対応してくれている彼でも、ホンネではこう思っているというのを知って頂ければ幸いです。〜その2〜に続きます。