中居正広に困惑する各所(写真はイメージです)

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 元SMAPの中居正広(45)が、9月19日放送の『PON!』(日本テレビ系)にVTR出演し、自身の恥ずかしかったエピソードを告白しファンを喜ばせた。

 番宣のため出演したVTRで中居は「最近あったホットなこと」について問われ、自身の夏休みに親戚の子供たちとサファリパークに行ったエピソードを披露した。ビジネスホテルの予約を甥っ子に頼んだところ「中居正広」の名前で予約したことに、ホテル側が混乱するだろうと予感した中居は、急遽「中居正男」に変更するように姪っ子に指示したのだという。いざチェックインしようとしたところ、ホテルのスタッフがそわそわしているのを感じ、中居は「30分前に本名じゃやばいと思って、正男に変えた中居くんだ!」という視線や様子が逆に「恥ずかしかった」と語り、笑いを誘った。

 甥っ子を困惑させてしまった中居に、ネット上では「話がかわいい」「中居正男って面白すぎます」など、歓喜するコメントが多く見られたようだ。そんな中居だが、甥っ子だけではなく、テレビ関係者も困惑させている状況なのだという。

「関係者の間では、『残留によって中居の人間性に対する評価はがた落ちた』などの声も上がっているようです。先日、香取慎吾(40)などの3人がジャニーズ事務所を退所しましたが、そもそもは独立するという話の中心人物は中居だったはず。メンバーの中でも一番ハードに働いている中居なので、様々な都合で事務所に残留するということになってしまいましたが、やはり言動に疑問を感じる関係者も多いとか。同様の意見も、一部ファンの間でも上がっているようなので、それも”視聴率に直結”しているのかもしれないですね」(芸能記者)

 その視聴率が直結している番組というのが、中居が司会を務めているクイズバラエティー『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)だ。以前は、火曜日23時台で放送されていたが、視聴率の好調から月曜日20時台のゴールデンタイムに移動。しかしその枠になって以降は平均の視聴率が10%を切る状態が続き、番組の存続が危ぶまれている状況だと言われている。

「元々テレビ朝日は、あまりジャニーズに好意をもっていないという声もあるようで、内部では、早い段階で終了させるのではないかとも言われています。反対に、同局の草なぎ剛(43)の“『ぷっ』すま”が継続となったのは、草なぎがジャニーズを辞めたからとも言われているとか。香取の『SmaSTATION!!』も生放送であることが理由で終わってしっまたようですが、局側は続ける気満々だったようですよ」(同・記者)

■ジャニーズ事務所も中居に困惑?

 疑問を感じているのは局だけではなく、中居が残留を決めたジャニーズ事務所も同様のようだ。

「ジャニーズとしては莫大な利益を生み出してくれる“ドル箱タレント”なので、残留はありがたい部分があるんですが、正直、周辺関係者は今後どういう動きを見せるのかが掴みきれないことが不安な要素の一つのようです。そのため、事務所的には新しいことをさせる様子もなく、中居には腫れ物に触るように接しているとか」(前出・芸能記者)

 今後ジャニーズ事務所に残留することを決めた中居だが、その真意を周辺は掴み損ねて困惑するばかりのようだ。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する