画像提供:マイナビニュース

写真拡大

お笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右(41)が、27日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00〜11:15)にゲスト出演し、夏の甲子園での観客の「タオル回し」応援について「自粛した方がいい」と呼び掛けた。

選手に過度なプレッシャーがかかりプレーに影響するとして、問題視されている「タオル回し」。高校野球に詳しい藤田は、「ピッチャーは『勝っちゃいけないんだ』という精神状態に追い詰められる」と指摘し、「プロに対する応援だったら何をやってもいいと思う」としながら、「自粛した方がいいんじゃないかなと思います」「やっぱり高校生なので」と主張した。

出演者からは反対意見もあったが、「基本的に(応援は)声でやるべき」「(タオル回し)は目に入るし、(選手が)圧倒されてしまう」「意図的に相手を応援するという意味ではなくて、何となく回している人が大多数だと思う」。一方で、「去年、一昨年ぐらいからなんです。なかった文化なんですね。急に出てきた文化でこうやってドギマギしているのかもしれない」という見方も示した。

元サッカー日本代表でタレント・前園真聖(43)は、Jリーグの応援がプロ野球に伝わった結果だと説明。藤田も「もともとロッテの応援から来ている。そのロッテの応援も、もともとは浦和レッズから。それが今高校野球に」と経緯に触れ、最終的には「『タオル回し』は"見た目"的にナシ。高校野球はもっと厳かなものなんですよ。なんかクラブみたいな」と結論付けていた。