キムタク&中居は出たい派?”紅白”を巡るSMAPメンバーの新対立
ついにラブコールが発せられるーー。12月31日をもっての解散が決定しているSMAPだが、NHKは『紅白歌合戦』への出演オファーを行う方針を明かしたのだ。これにより、SMAPの紅白出場について、可否にさらなる注目が集まっている。
「NHKは一部の取材に『内容や出演者は調整中』としつつ、SMAPへの正式オファーについては『10月に入ってからになるでしょう』とコメントしました。SMAPは過去23回にわたって紅白で歌ってきたので、最後のステージにはもってこいです。NHKとしても、紅白で有終の美を飾ってもらえたら……と、熱望しています」(テレビ局関係者)
思えば、9月8日の定例会見では、籾井勝人会長(73)が「ぜひ(紅白に)出ていただきたい。誠意を尽くすという意味で、私が出掛けて行くことはいとわない」と、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(84)に直接交渉する構えを示していた。SMAP出場となれば目玉になることは間違いなく、視聴率も約束されることから、NHKとしては何としてでも実現させたいところだろう。
しかし、実際は解散発表当初から「紅白出場は絶望的」との見方が強い。
■ケジメとして紅白には出場すべき?週刊誌記者が見立てを語る。
「あえて“12月31日解散”と発表したのは、ジャニーズとしても当初は『紅白にだけは出てくれるかも』という打算があったから。ですが、メンバーの様子からそれも厳しいことが分かってきた。もともと解散に反対していた木村拓哉(43)は、ケジメとしてせめて紅白には出場するべきだと主張しており、リーダーの中居正広(44)も『出られるなら出た方がいい』というスタンスです。しかし、他の3人が断固拒否しているのが現状で、意見がまとまらない以上、10月の正式オファーは実らないでしょう」
5人のモチベーションが一致していない状態では、全員が納得のいくパフォーマンスは実現不可能だろう。
「ただ、10月のオファーは断ったとしても、放送直前の土壇場でも彼らが首を縦にさえ振れば、NHKは特別枠を用意する体制です。放送当日まで、何らかの形で“SMAP枠”の企画も用意していくつもりのようです」(前出・関係者)
まもなく10月を迎えるが、NHKはどのような“二の矢三の矢”を準備していくのだろうか。
文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する