13日深夜放送、フジテレビ「村上信五とスポーツの神様たち」では、元サッカー選手で日本サッカー史に残るストライカー・釜本邦茂氏が出演した。

伝説の元スポーツ選手(=神様)を招き、村上らゲスト達とトークを繰り広げる同番組。第5回となった今回はサッカー界のレジェンドが言いたい放題だった。

左足でも利き足同様にボールを操れるよう左手で食事をするように心がけるなど、当時から奇想天外な練習方法を自ら考え実践していたという釜本氏。現代サッカーでは必要不可欠といえる戦術練習について訊かれると「練習じゃない、遊びやね」と鼻で笑った。

「あんなの練習と違うよ。コチョコチョコチョコチョやってるだけ」と言い切った釜本氏は「なんでフォワードの人がそんなことやんなきゃいけないの、点獲り屋が。そんなことせんと広いところ行ってシュート打つ練習したらいい」と続けた。

さらに釜本氏は「1対1で抜いてシュート打つ、2対1でパパッと抜いてシュート打つとか」と持論を展開するも、橋本マナミから「どのくらい打ってたんですか?」と訊かれれば「いや、そんなには打ってないですけど」といい、他のゲストらからすぐさまつっこまれた。

また、自分に似ていると思う選手を訊かれた釜本氏は「本田君なんか、そうだね。俺が俺がって」と本田圭佑の“我の強さ”を自分に似ているとしたが、「だけどあいつ走らないね」とも。プレースタイルについてはヘディングに定評のある豊田陽平の名を挙げたが、「でも足元できないよね。僕は頭は強いけど下もできるから」などとどこまでも言いたい放題のレジェンドだった。