デジタル・ナレッジは15日、早稲田大学人間科学学術院 松居辰則研究室と共同で退学予兆を予見するための研究を行うと発表した。「ラーニングアナリティクスによる退学予兆検出プロジェクト」と題し、学習履歴統合管理・認定証管理サービス「Mananda」により、学生のすべての学習行動を“見える化”し、退学予兆を予見するアルゴリズムを検証することで、効果的な学生指導を実現するサービスの開発・提供を目指す。

 これは、大手前大学、八洲学園大学といった通信制大学の学生の活動履歴や学習履歴をもとに、退学予兆を予見できないかを研究しシステムとして実装することを目的として活動を行うもの。

 研究期間は3月1日から2016年3月31日まで。「Mananda」であらゆる学習行動をクラウド上に記録し、学習結果を可視化する。あらゆる学習とは、教室での授業、学校の出欠や学習進捗、テストや試験の点数、読書、セミナー受講、インターネット学習(eラーニング)の進捗・結果など「すべての学習行動」を指す。