【パリ=平地一紀】男子テニスで、四大大会シングルス通算22勝のラファエル・ナダル(38)(スペイン)は10日、今季限りでの現役引退を公表した。自身のSNSに動画を投稿し、「難しい決断で時間を要したが、人生には全て始まりと終わりがある。想像していた以上に長く、成功を収められたキャリアに終止符を打つのは、今が適切な時だと思う」と話した。全仏オープンで最多の優勝14度を誇り、「赤土の王者」と呼ばれる