野党は9日、衆院解散を「裏金隠しだ」(立憲民主党の野田佳彦代表)などと一斉に批判した。石破茂首相が就任8日後に解散に踏み切った点を言行不一致だと問題視した。選挙戦では、自民党派閥裏金事件を受けた政治改革を唱え、支持獲得を図る考えだ。野田氏は、早期解散について「(裏金事件の)みそぎを済ませるためだ」と指摘した。首相が党首討論で解散前の予算委員会開催などに関する自身の主張を首相就任後に後退させたこと