Marc Jones[ロンドン30日ロイター] - 第3・四半期の金融市場は大荒れとなった。世界の株価や米国債はおよそ6%、金は約15%、円は11%も値上がりし、原油は17%急落。この間、主要中央銀行が行った利下げ幅の合計はコロナ禍以降で最大だった。波乱の幕開けは、米経済指標の悪化と日銀の追加利上げ観測が重なり、普段は落ち着いている円相場のボラティリティーが高まったことだ。数週間のうちにMSCI世界株