今年4月、日本競泳界のスターが長きに渡る現役生活に区切りをつけた。入江陵介(34歳)。日本代表として、実に18年ものあいだ世界と戦い続けた。テレビ朝日のスポーツ番組『GET SPORTS』では、長年競泳日本代表を応援してきた松岡修造が入江をインタビュー。彼が歩んだ葛藤の18年を特集した。◆「自分の中で限界だった」若くして栄光に包まれた、類まれなる才能だった。高校2年生、16歳で初の日本代表入りをはたすと、2009年、世界