セブン&アイ・ホールディングスは、食を強みに世界へ事業規模を拡大していく。3月9日、中期経営計画のアップデートとグループ戦略再評価の結果に関する発表がなされ、自社運営のアパレル事業から撤退して食に集中していく方針が打ち出された。この日発表した井阪隆一社長は「目指す姿を“食を中心とした世界トップクラスのリテールグループ”へと改めた。食の強みを軸とし、国内外コンビニ(CVS)事業の成長戦略にフォーカスする