2001年12月当時の八戸駅の仮駅舎(筆者撮影)2022年12月1日で東北新幹線開業から20周年の青森県八戸市。人口約22万、県の東半分・南部地方の中心都市は、「100年に1度」の変化に不安と悩みを抱えて向き合った。その体験は、人々の意識を変え、「モノづくりのまち」「水産のまち」が「観光のまち」に生まれ変わった。開業の余波はまだ、まちを動かしている。しかし、人口減少は止まらず、中心市街地は課題を抱える。節目を機に、足