※この記事は2008年12月26日にBLOGOSで公開されたものです9月のリーマン・ブラザーズの破綻以降、米国経済が深刻な不況に陥っていることは間違いない。しかし、米国の国力を過小評価してはならない。米国の絶対的な力は弱くなったが、米国発の世界不況でEU(欧州連合)、ロシア、中国、ブラジルなどはもっと弱くなっている。日本でも非正規雇用者の解雇、失業問題が深刻になっているが、それでもEU、中国などと較べる