物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ1.1%増となったことが、厚生労働省が発表した2018年11月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。2018年11月の一人当たりの平均現金給与総額は28万3607円で、前年同月比が2.0%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は1.6%増の26万5542円で、所定内給与は1.6%増の24万4981円、所定外給与は1.1%増の2万561円。特別に支払われた給与は、9.7