2014年6月に大手スーパー「いなげや」に勤務していた男性従業員(当時42)が亡くなったのは、会社側が安全配慮義務を怠ったためだとして、遺族が12月27日、同社に約1億654万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。遺族は話し合いでの解決を望んでいたが、会社から返答がなく提訴に至った。遺族は「亡くなった後も労災が認められた後も、まともに遺族と向き合ってくれない会社の対応には憤りをもっています」とコメントした。●