眠れない夜に超便利!iPhoneの音楽やアプリを時間指定で自動停止できる寝不足防止の裏ワザ
「寝なきゃ…寝なきゃ…」と思えば思うほど、眠れなくなってしまうアレである。
気を紛らわそうと、iPhoneで音楽を流す人もいるハズ。筆者もそうだ。
眠れない夜は、iPhoneからヒーリング・ミュージックを流して眠りにつく。
ただ、眠った後も音楽流しっぱなしはiPhoneにも、自分にも良くない気がする。
実は、iPhoneには時間指定で再生中の音楽を止める機能があるのをご存知だろうか。
●タイマー機能にあらかじめ備わっている機能だった
音楽自動停止の設定など、どこを探しても見つからない。
そりゃあそうだ。
この機能は、標準の「タイマー機能」の中にあるのだ。
iPhoneのタイマー機能には、指定した時間(1分〜23時間59分)後に、設定したサウンドを鳴らす設定がある。
ここまでは普通のタイマー機能だ。
しかしながら、ここからが少し面白い。
「タイマー終了時」に鳴らすサウンドを選択する項目の一番下に「再生停止」の項目があるのだ。

タイマー終了時の音設定を一番下の「再生停止」にしよう
「再生停止」を設定しておくことで、指定した時間後に音楽を停止させるのだ。
タイマーを1時間に設定しておけば、音楽を流しながら眠りについても安心できる。
●眠るとき以外にも役立つ「再生停止」設定
タイマー機能の「再生停止」は、別に音楽だけを再生停止するわけではない。
ネットラジオの音も、聞いているPodcastだって止めてしまう。
さらに面白いのが、ゲームをしている、YouTubeなどで動画を観ている場合。
強制的にロック画面に戻り、再生を停止してしまうのだ。
筆者が試したところ、「Safari」も「マップ」も停止され、ロック画面となった。
音楽だけではなく、全ての機能を停止する、スーパー強力なタイマー機能だったのだ。
この機能の応用編として、電車に乗っているとき、あらかじめ何分乗るのか把握できる通勤・通学で再生停止タイマー機能を使う。
すると、降りる駅近くで強制ホーム画面へ戻すといった使い方ができそうだ。
なお、いちいちタイマー時間を手動で変更するのは面倒だよという人は、あらかじめタイマー終了時を「再生停止」にしておき、Siriに「○分後にタイマー」と話しかければよい。

指定した時間に強制ホーム画面へ戻す設定としても使える「タイマー機能」
布施 繁樹