ミドル弾でゴール脅かした本田に及第点「唯一興奮させる場面を演出」

写真拡大

 日本代表FW本田圭佑が所属するミランは、2月28日に行われたセリエA第25節でキエーヴォと対戦し、0−0で引き分けた。

 後半開始からMFリッカルド・モントリーヴォに代わり途中出場した本田は、先制点に迫る強烈なミドルシュートを放ったが、惜しくもクロスバーを直撃。精彩を欠いたチームは、最後まで得点を奪えずに連勝を逃した。

 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同試合に出場した選手の採点と寸評を発表。本田には「6」の及第点を与えた。

 今シーズン、6ゴールを記録している本田だが、昨年10月19日にマルカントニオ・ ベンテゴーディで行われたセリエA第7節のヴェローナ戦以降、ゴールを奪うことができていない。同紙は、「最後のゴールは、ここベンテゴーディ・スタジアムで決めたもの。ピッチに立つやいなや、途切れていたゴールを再びマークしようとチャレンジし、バーを叩くシュートを放った。それ以外で見せる場面はほとんどなかったが、この夜唯一の興奮させる場面を演出した」と記した。

 チーム最高点は、オランダ代表MFナイジェル・デ・ヨングで「6.5」、最低点はFWジェレミー・メネズで「5」の採点がつけられた。なお、同試合のマン・オブ・ザ・マッチには、キエーヴォのMFフェデリコ・マッティエッロが選出されている。