4年で4得点のFWエリア、2ゴール決めサウサンプトンを勝利に導く

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 日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは17日、敵地でニューカッスルと対戦し、2−1で勝利した。この試合で2ゴールを決めた元オランダ代表FWエルイェロ・エリアが、試合後のインタビューに応えた。クラブ公式HPがコメントを伝えている。

 現在27歳のエリアは、2010年の南アフリカ・ワールドカップ決勝の舞台に立つほどの実力者だった。しかし、2011年にハンブルガーからユヴェントスへ移籍したものの、わずか4試合の出場にとなり退団。その後、ブレーメンで2年半を過ごしたが66試合に出場し4得点をあげるにとどまった。それ以前にリーグ戦で得点したのは、ハンブルガー時代の2010年12月のボルシアMG戦で、その後の4年間の成績は88試合に出場し4ゴール。平均すると1年にわずか1ゴールしか決められていなかった。

 2013年11月以来の得点にエリアは「とても嬉しく思う。僕の家族にとっても、チームにとっても、ファンにとっても、全員にとってよかった。先制点を決めた時の気持ちは…覚えていないけど、信じられないよ」と、サウサンプトンでの初ゴールに喜びを表している。

 1月から加わった新チームについては、「最初の瞬間から、チームメイトは僕の全てを手助けしてくれた。本当にサウサンプトンに来ることが出来て嬉しいよ。この様なチームにプレー出来て本当に光栄だ。チームスピリットが素晴らしい」と、3位と躍進を見せるチームのチームスピリットを称えた。

 まだ新居が用意出来ていないエリアは「とにかくタフな1週間だった。ずっとホテル生活だからね」と、現在はホテル生活を送っていることを明かし、「ずっと家族に会っていないから、今は会うのがすごく待ち遠しいよ」と、家族との再会を楽しみにしている様子。

 負傷者が続出しているサウサンプトンだが、新戦力のエリアがクラブの好調を支えていくかもしれない。