片づけられない人に共通する“心のクセ”とは?
もう11月。いよいよ2014年も残すところ少なくなってきました。
そんな中で当然頭の中に入ってくるのが、部屋の大掃除。いちおう見える部分だけはちゃんと掃除をして片付けているけど、タンスの奥はぐちゃぐちゃ…なんていう人は少なくないはずです。
片づけたいけど、片づけるのが面倒くさい、かったるい。その思いはどうして生まれるのでしょうか。はづき虹映さんは『すごい片づけ』(河出書房新社/刊)の中で、その理由を次のように述べます。
「ズバリ!片づけたくないからです」
アタマでは片づけたいと思っている。でも、心の深いところでは片づけたくないと思っている。この矛盾が生まれているから、片づかないのだとはづきさんは述べます。
「片づけ」とは単に部屋をきれいにすることだけではありません。その本質は、「決着をつけること」なのです。
■片づけとは『カタをつけること』!!
つまり、「自分の過去の思いに決着をつけること」こそ、片づけの本質。はづきさんは、ここに「片づけの真意」が隠されていると断言します。
普通、「片づけ」と聞くと、「捨てる」「掃除をする」「常に整理整頓を心がけ、きれいな状態を保つ」といったことをイメージしますよね。でも、はづきさんの言う「片づけ」にはそういった概念は入ってきません。「片づけ」とは、あくまで自分の思いを決着させ、それを形にあらわすこと。今の部屋の状態でも、あなた自身が「決着している」と思えれば「片づけ」は終わっているのです。
「今の部屋の状態じゃダメ、もっと片づけないと…」という思いがある限り、片づけは終わりません。それは、あなたの思いにカタがついていないから。どんなに優れた片づけ術を実行しても、本心からカタがついていると思えなければ、「片づけた」とは言えません。
■片づけられないモノには「才能」が隠されている?
あなたが片づけたいモノはなんですか? 洋服、アクセサリー、化粧品、健康器具、本や雑誌…。もしくは特定のモノではなく玄関やリビング、寝室、水回りなど、特定の「場所」を片づけたいと思っている人もいるはずです。
はづきさん曰く、片づけたい対象がモノであれ場所であれ、その対象の裏には自分でも気付いていない才能が隠されているといいます。
あなたが今、片づけたいと思っているのは、あなたがそのモノ(場所)にたくさんのエネルギーを注いできたからです。
誰も嫌いなモノや興味のないモノを集めようとはしません。たくさんのモノでごちゃごちゃしていても、一つ一つを見てみると大切なモノです。ガラクタだと思っていたモノは、実は好きなモノ、得意なモノ。例えば洋服を片づけたいと思っている人は、着飾ることが好きで、ファッションセンスに優れているのではないでしょうか?
「片づけられないモノ」と「隠れた才能」は関係性があるとはづきさんは断言します。片づけられない自分を責めるのではなく、これが自分の隠れた才能なんだと思い直しましょう。すると、その場所やモノは新たな輝きを放ちはじめるはずです。
本書は「片づけ」に対する考え方を改めていく前半と、具体的にどのように片づければいいのかを、はづきさんの専門分野である「数秘術」を使って9つの場所別に説明する後半の2つに、大きく分かれています。
いくら片づけの技術だけを身につけても、「カタをつける」という強い気持ちと片づけるための確固たる動機が自分の中になければ、物理的にも、精神的にも片づけることはできません。
「なかなか片づけられない」「行動に起こすことができない」という人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
そんな中で当然頭の中に入ってくるのが、部屋の大掃除。いちおう見える部分だけはちゃんと掃除をして片付けているけど、タンスの奥はぐちゃぐちゃ…なんていう人は少なくないはずです。
片づけたいけど、片づけるのが面倒くさい、かったるい。その思いはどうして生まれるのでしょうか。はづき虹映さんは『すごい片づけ』(河出書房新社/刊)の中で、その理由を次のように述べます。
アタマでは片づけたいと思っている。でも、心の深いところでは片づけたくないと思っている。この矛盾が生まれているから、片づかないのだとはづきさんは述べます。
「片づけ」とは単に部屋をきれいにすることだけではありません。その本質は、「決着をつけること」なのです。
■片づけとは『カタをつけること』!!
つまり、「自分の過去の思いに決着をつけること」こそ、片づけの本質。はづきさんは、ここに「片づけの真意」が隠されていると断言します。
普通、「片づけ」と聞くと、「捨てる」「掃除をする」「常に整理整頓を心がけ、きれいな状態を保つ」といったことをイメージしますよね。でも、はづきさんの言う「片づけ」にはそういった概念は入ってきません。「片づけ」とは、あくまで自分の思いを決着させ、それを形にあらわすこと。今の部屋の状態でも、あなた自身が「決着している」と思えれば「片づけ」は終わっているのです。
「今の部屋の状態じゃダメ、もっと片づけないと…」という思いがある限り、片づけは終わりません。それは、あなたの思いにカタがついていないから。どんなに優れた片づけ術を実行しても、本心からカタがついていると思えなければ、「片づけた」とは言えません。
■片づけられないモノには「才能」が隠されている?
あなたが片づけたいモノはなんですか? 洋服、アクセサリー、化粧品、健康器具、本や雑誌…。もしくは特定のモノではなく玄関やリビング、寝室、水回りなど、特定の「場所」を片づけたいと思っている人もいるはずです。
はづきさん曰く、片づけたい対象がモノであれ場所であれ、その対象の裏には自分でも気付いていない才能が隠されているといいます。
あなたが今、片づけたいと思っているのは、あなたがそのモノ(場所)にたくさんのエネルギーを注いできたからです。
誰も嫌いなモノや興味のないモノを集めようとはしません。たくさんのモノでごちゃごちゃしていても、一つ一つを見てみると大切なモノです。ガラクタだと思っていたモノは、実は好きなモノ、得意なモノ。例えば洋服を片づけたいと思っている人は、着飾ることが好きで、ファッションセンスに優れているのではないでしょうか?
「片づけられないモノ」と「隠れた才能」は関係性があるとはづきさんは断言します。片づけられない自分を責めるのではなく、これが自分の隠れた才能なんだと思い直しましょう。すると、その場所やモノは新たな輝きを放ちはじめるはずです。
本書は「片づけ」に対する考え方を改めていく前半と、具体的にどのように片づければいいのかを、はづきさんの専門分野である「数秘術」を使って9つの場所別に説明する後半の2つに、大きく分かれています。
いくら片づけの技術だけを身につけても、「カタをつける」という強い気持ちと片づけるための確固たる動機が自分の中になければ、物理的にも、精神的にも片づけることはできません。
「なかなか片づけられない」「行動に起こすことができない」という人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)