現代自動車がシーンごとに形を変える自動車を研究＝韓国華字メディア

　中国メディアの中国経済網は８日、韓国の聯合ニュースを引用し、現代自動車が現在、小型無人飛行機の技術試験を実施していると紹介、さらにシーンやニーズに合わせて形を変えることのできる自動車の研究も行われていることを伝えた。

　記事は、現代自動車のソウル市内にある研究開発センターでイベントが開催されたことを紹介、さらに同イベントで現代自動車が小型無人機飛行機（Ａｉｒ　ＤｒｉｖｅＭａｔｅ）の研究・開発を進めていることが発表されたと伝えた。

　続けて、Ａｉｒ　ＤｒｉｖｅＭａｔｅを利用することで、運転手は車内にいながらにして、無線通信で小型無人機飛行機を操作することができ、前方の交通状況などを確認することができるなどと伝えた。さらに駐車場で駐車スペースを探す際などに無人機があれば便利なのだという。

　また、現代自動車が現在、シーンやニーズに合わせて自動車の形を変えられることをコンセプトとした車「Ｈｙｕｎｄａｉ　Ｃａｒ-ｍｅｌｅｏｎ」という自動車の開発に向けて研究を行っていることを紹介。一般的な乗用車がＳＵＶやトラックへと変形することができれば、１台で多くのニーズを満たすことができるなどと紹介した。

　さらに記事は、「狭い道を通る際に、車幅を狭くする」ことができる自動車や、自由に組み立て・解体ができる自動車の研究も行われていることを紹介した。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：（Ｃ）　　　Ｋｅｎ　Ｗｏｌｔｅｒ／１２３ＲＦ．ＣＯＭ）